ミニマリストへの道1 本 動機編

今回はミニマリストを志す筆者が実際に行った

ミニマリストになるためのやり方をお伝えします。

(家の中はまだまだ物だらけですが…)

 

記念すべき第一回目のターゲットは、『本』です。

 

動機編

手放す編

手に入れる編

の3章に分けて書いていきたいと思います。

 

動機編

 

本を手放す記事を書いていますが、

著者は漫画を読むのが大好きです。

エッセイや実用書なども読むし、

本当に好きな本数冊は書籍として実物で持っています。

ですので、本を読むこと自体は否定派ではありません。

むしろ超肯定派です。

私は昔から本を読むのが苦手だったので、

これからは月に5冊くらい読みたいなーと考えています。

(その割にミニマリストに目覚める前の学生時代は

読みもしない本のために大きな本棚を持っていました…)

 

本を好きならなんで本を手放すのか。

日本人は特に勤勉な人が多く

更にある程度経験を重ねている方だと

山積みの本が家の中にあることが努力の証だとか

捨てるなんて罰当たりだとか

本棚に整理してしまってあるのになんで手放す対象になるのかとか

手放さない理由を挙げようとすれば星の数ほど出てきそうです。

 

それに対して筆者が考える捨てる理由は

大きく分けて3つあります。

 

① 美しくないから

本棚に仕舞えば美しいとお考えの方も多いと思います。

書斎の大きな壁いっぱいに並べられた

伝記、小説、好きな漫画、参考書、雑誌、写真集…

自分が好きな本だけをカスタマイズした

世界に一つだけの、自分専用の詰め合わせセット。

 

たしかに、整然と並んだ本は壮観です。

しかし、皆さんのおうちにある本棚は

果たして本当にそうなっているでしょうか?

 

本棚から溢れている本はありませんか?

本を前後2列に並べていたりはしませんか?

隙間が空きすぎて一番端の本がパタパタ倒れてしまっていませんか?

本棚に完全にぴっちり本が入っているなら、それ以上本を買うと

本棚以外の場所に置きっぱなしになったり

前の本を捨てなければなりません。

逆に数冊本を入れる余裕を残しておくと

隙間ができて本が倒れたり、

本以外の物で隙間を埋めなくてはなりません。

ブックエンドも有効な手段ではありますが、

一冊本を取るとブックエンドがずれて結局倒れる

倒れては直して本を取り、倒れては直して本を取り…

私はブックエンドと、幾度となく激しい争いを繰り広げてきました。

この光景は、私が描く整然とした書斎とは程遠い物です。

 

本棚が一番美しいのは、その容量に過不足なく

シリーズの本が順番に並べられている状況ではないでしょうか。

しかしこの状態を維持しようとすると、

新しく本を買っても入れる余裕がなくて別の場所に置くか

そもそも本を読まないという

それこそ本末転倒な事態になってしまいます。

本棚の美しさを取るか、

新しい本を次々手に入れて読んでいく知識欲をとるか

私は後者の方がいいと思い、電子書籍派になりました。

 

 

② 場所を取るから

そもそも本は場所を取ります。

某メンタリストYouTuberみたいな部屋に

憧れている人もいるかもしれませんが

本があるとその分の場所が減ります。

そうすると、本当は大きい家に住んでいるのに

この部屋はなんで狭いんだろうという

窮屈な気分にさせられるのです。

 

地域にもよりますが、部屋の1畳あたり、

月に約2〜3000円の家賃がかかっています。

もしもあなたが本棚に置いてある本を

ここ数年読んでいないのであれば、

いつ読まれるんだろうと毎日期待しては

今日も読んでくれなかった…と落胆している可哀想な本達のために

10万円以上の家賃を払っていることになります。

使われない物の家賃を払うために多額のお金を支払うことは

必要なことでしょうか。

それならば、もっと読んでくれる誰かに本を譲って、

自分の空間をもっと広々と使ってみませんか?

 

 

③ 危険だから

私は今千葉県に住んでいますが、

10年以上前、あの東日本大震災があった日には

福島県に住んでいました。

学校で地震に遭い、震える足でようやく帰路に着くと

変わり果てた我が家が待っていました。

電子レンジやパソコン。あらゆる家電が落下し、

愛用していたアップライトピアノの下には

壊れたメトロノームが挟まっていて

本棚は学習机の方に倒れて、

その下側は壁を突き破って玄関側の壁にめり込んでいました。

 

私は学校にいて無事でしたが、

もし自室で勉強をしている時に震災に遭っていたら

間違いなく本棚の下敷きになって

無傷ではいられなかったでしょう。

紙はその1枚1枚は軽いですが、

本になると一気に重さが増します。

本の山はその何倍もの重さ

それを入れる本棚は凶器にもなり得るほどの重さです。

 

今は日本のどこにいても地震に遭う可能性があります。

それを考えると、自分の命の危険と紙で本を読むこと

どちらが重要でしょうか。

 

 

さて、長くなってしまいましたが、

本を手放す理由について、お分かりいただけたでしょうか。

 

本を読むのは肯定派だけど本を持つなって

じゃあどうすれば良いっちゅうねん

というお声が聞こえてきそうですが、

それについては、次回の手放す編でご説明します。

繰り返しになりますが、私は本を読むことは大賛成です。

1日一冊ペースで読んでいきたいレベルです。

(そんな時間はありませんが…)

ただ、書籍として持たなくてもいいんじゃない?

という提案をしたいと考えています。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

みんな本を読もう!!!