日本名所100選 2選目 兼六園(石川県金沢市)
日本の名所紹介、2選目は石川県金沢市の
日本三代名園の一つ、兼六園です。
誰か一人が頑張って作った庭園ではなく、
加賀百万石で有名な加賀藩の歴代の藩主が
その財を少しずつ費やして作られた名庭園です。
兼六園は、真ん中に大きな池があり、
その周りに山や茶屋などがある
廻遊式と呼ばれる作りの庭園です。
この池は大きな海、その中に点在する島々は
不老不死の神仙人が住む島を擬えています。
絢爛豪華な加賀藩の繁栄が未来永劫続くようにという
神仙思想がこの庭園には込められています。
兼六園といえば、特に冬の、
蓑で松などの木々を守る姿が有名ですね。
筆者は春に行きましたが、ちょっとまだ寒かったのか
枯れ枝が多く、かと言って雪用の蓑も取り払われて
なんだかちょっぴり惜しい景色でした。
桜がちょいちょい咲いていて、
それはとても美しかったです!
今はコロナ禍でなかなか行くことはできませんが
(臨時休業中です)
開業したらまた素晴らしい庭園を見に行きたいものです。